本音で生きる -一秒も後悔しない強い生き方ー
要点としては、
とにかくみんなやらない言い訳ばかり。
言い訳が多い人は、本当にやりたいことがあるのではなく、やれない自分を正当化しているだけである。
- お金がない
- 時間がない
- 才能がない
- やり方が分からない
お金がない
いったいいくらお金があったらやりたいことでいるの?
100万、1千万、一億?この質問にすら、みんな応えられない。
時間がない
時間は万人に平等に与えられている。
成功者だけ、余分に時間を与えられているだけではない。
才能がない
やってもないのに、どうして才能がないと言えるのか?
イチローだって、ドラフト4位で入団している。もともと、天才だったわけではない。
大切なのは、まずやってみること。そして、それを必ず成功させるために努力を続けることが大切。
やり方が分からない
正しいやり方なんて、もともとない。
ノウハウだったら、インターネットを検索すればどれだけども出てくる。
ビジネスで成功するためには思いつく限りのことを次々をやってみるしかない。
そのなかで、うまく行くものだけを残していく、「トライ&エラー」をどれだけ続けていくことが出来るかが大切である。
まず、やってみる
この本の中で、著者が繰り返し言っていることは、とにかく初めてみることが大切。
今の時代、アイデアとアイデアを繋げれば、ビジネスの可能性は無限大。
あとは、そのアイデアを実行してみるかどうかだけ。
これは、ホリエモン以外にも多くの起業家が同じことを言っているので、ビジネスの真理であると言える。
実際、成功哲学なるものが巷には溢れているが、それを読んだ人みなが成功しているかと言えばノーである。
つまり、一番大切なのは、
実際に行動を起こすこと。
これが、簡単そうでいて難しい。
僕が思う ”いわゆる” 成功する人と成功しない人の大きな違いは2つ
- 思考能力があるか
- 行動力があるか
これに尽きるのではないかと思う。
この2つ。言われてみると簡単そうだが、実際毎日意識してやってみると難しい。
みなさんも、振り返ってみてほしい。
日々、どれだけ思考することなく、惰性で生きているか?ということを。
テレビを見るなんて、まさにその代表格だと思う。
ひたすら受け身で情報をえているだけで、そこに自分の思考する時間は一切含まれていない。
自分自身もいつかはブログをはじめようと思っていたが、忙しいことを言い訳に始めることが出来ないでいた。
優先順位など必要ない
著者の本の中で、やりたいことがあったら今すぐやるべきといっている。
優先順位などつける必要はなく、リストの上から片っ端からやって行く。そうすると、自然と大切なことに対する優先順位が付いてくる。
忙しかったら、言い訳を考える前に、目の前の仕事を取組む必要があるから、常に忙しくいることが大切だという。
著者の意見に、すべて納得できるわけではないが、得るものが多い本だったように思う。
内容自体、特に目新しい内容ではないが、著者独特の歯切れのいい文体から、一歩を踏み出すための勇気を得ることが出来ると思うので、興味ある人はぜひ読んでほしい。