2020-01-01から1年間の記事一覧
窒素の適正施肥量 一般的には、25mg/100g以上のアンモニア態窒素含量があると過剰とされている。また、作付け前の土壌中の無機態窒素含量が高い場合は、元肥を減肥する必要がある。例えば、作付け後の無機態窒素が15 mg/100gあった場合、15 kg/10a (1000m2) …
酸性土壌とは 土を酸性にしている酸性物質で考えられるのは水素イオンやアルミニウムイオンである。pHメーターで土壌のpHを図る際に問題となるのが、土壌には土に吸着している酸もあれば、解離している酸もあるということである。解離しているものであれば…
リン酸は、他の塩基類であるカリや石灰などと違い交換態として土壌に保持されることはほとんどなく、土壌中の鉄やカルシウム、アルミニウムと結合して存在している。 同じリン酸として土壌中に存在するが、 カルシウムと結合 → 作物に吸収されやすい アルミ…
アンモニア態窒素と硝酸態窒素 一概に無機態窒素と言っても、窒素には土壌中で存在する際に異なる形があり、その性質もさまざまである。 まず、化成肥料を畑に施した際は、アンモニア態窒素の形で存在していることが多い。土壌は-の電化を帯びている一方、…
夏秋栽培トマトの日照時間は10日間の合計で60時間は必要となるが、梅雨時期の6月下旬、台風時期の9月は日照時間が短くなるので注意が必要となる。 日照時間が足りないと花が落ちてしまう等の生理障害が発生し、収穫量が減ってしまう。夏の高温期で着花不良が…